Red to play 52
Answer : 7/5* 7/2 (hiroyuki played 9/7 9/4)
Evaluation (JellyFish 3.0 Level 7)
MOVES        EQUITIES  WIN   G/BG BG    LOST  G/BG BG
7/5* 7/2     0.153     58.9% 1.6% 0.0%  41.1% 1.3% 0.0%
9/7 9/4      -0.017    49.2% 0.0% 0.0%  50.8% 0.0% 0.0%

大まかに考えて、9/7 9/4ならほぼ互角のレースで勝率50%g、7/5* 7/2はヒットされなければ勝ち、ヒットされれば負け、と考えれば勝率64%g(5x  32 =13/36でヒットされる)です。ここで7/5* 7/2を躊躇してしまったのは、当座の13/36プラス次以降のターンのヒットの危険性を過大評価してしまったためです。しかし、JellyFishのEvaluationによれば、14%の差を埋め合わせるにはいたりません。これは、次以降のターンにヒットされる危険性の大小、ということより、Whiteのインナーボードに弱点がある点が大きいと思われます。例えば、


Red to play 52
Evaluation (JellyFish 3.0 Level 7)
MOVES        EQUITIES  WIN   G/BG BG    LOST  G/BG BG
9/7 9/4      -0.073    46.4% 0.0% 0.0%  53.6% 0.0% 0.0%
7/5* 7/2     -0.075    48.5% 0.5% 0.0%  51.5% 2.2% 0.0%

Whiteがcloseを完成させているこの局面では、積極策(7/5* 7/2)の危険度が上がり、安全策とほぼ同程度の期待値になってしまいます。

また、レースがある程度優位である場合は安全策の株が上がります。例えば、


Red to play 52
Evaluation (JellyFish 3.0 Level 7)
MOVES        EQUITIES  WIN   G/BG BG    LOST  G/BG BG
9/7 9/4      0.139     57.0% 0.0% 0.0%  43.0% 0.0% 0.0%
7/5* 7/2     0.131     58.3% 1.3% 0.0%  41.7% 1.6% 0.0%

この局面では、安全策の期待値が上がり微差ながら積極策の期待値を上回ります。

参照 : Advanced Backgammon Q82,Q290

first release : 1999/1/9