Red on roll. Cube Action?

Answer : no double/take (hiroyuki didn't double.)
Evaluation (JellyFish 3.0 Level 7)
  EQUITIES  WIN    G/BG  BG    LOST   G/BG BG
  0.775     70.5%  36.5% 0.5%  29.5%  0.0% 0.0%

一見して、かなりgammonが期待できる局面です。一方、ブロットを出す確率も相当あります。money gameでこの局面なら、中間をとってdouble/passが正解になります。しかし、このスコア状況ではdoubleは明らかに間違いです。
  gammonで勝つ : doubleしてもしなくてもマッチに勝つ。
         損も得もしない。
 singleで勝つ : doubleしないと(-1,-3 cr)で75%Mとなるところ、
         doubleしたことによってマッチに勝つ。
         25%Mの得。
  負ける    : doubleしないと(-2,-2)で50%Mとなるところ、
         doubleしたことによってマッチに負ける。
         50%Mの損。
つまり、Redがdoubleで得をするのはsingle勝ちの時だけで、その得も負ける時の損に比べると小さいので、doubleは平均して得より損のほうが大きいのです。

この先の展開を考えてみましょう。ここからネックの6ptをクリアできた場合、途端にno double/passになります。通常のCube Actionは局面が良くなるにつれて、
  no double/take
  double/take
  double/pass
  no double/pass
と変化していくのですが、この状況ではno double/takeからno double/passへと一気にジャンプします。つまり相手のtake/passにかかわらず、とにかくdoubleはしないほうが良いのです。

このCube Actionの「エアポケット現象」は、マッチスコアでリードしてあと2点になっているゲームである程度gammonが期待できる場合に、頻繁に起こります。あと2点のゲームでは、gammonが狙えるうちはdoubleは忘れてよい、といってもよいと思います。


first release : 1999/2/15